孤独でいること
孤独でいることと、1人の時間は同じだと思いますか?
状態は同じかもしれません。
でも孤独な人と、1人の時間を持つ人とでは向いている方向が正反対だと思うのです。
私は小学校は1/3、中学校は半分不登校でした。
仲の良い友達もいました。先生もまぁキライではなかったです。はっきりと学校自体に行かなくなる理由はなかったと思います。
おそらく、自分の考えや主張がはっきりしすぎていたのかと思います。
それを適切に出す方法や、「ま、いっか」の思考がなかったのです。
なので、何をやってもうまくいかずに、トラブルになったり、親や先生から言いくるめられたと感じたり、いつしか「私は正しい」という武装をして身動きが取れなくなってしまったのかと。
昔なので、不登校は登校拒否と言われ、今以上に何が何でも学校へ行くことが義務でした。
そんな中、中学校の教頭先生は両親に
「必ず自分から出てくるようになるから、今は好きなように過ごさせてあげましょう」
と言ってくれました。(最近親から聞いた話です)
親は一切、私に干渉しなくなりました。
私は家族と顔を合わせないように夜中に部屋から出てなんとなく食事をしたり、TVを観たりして明け方部屋に戻る生活をしていました。
とても幸せな事に当時、時折クラスの友達が家に寄ってくれました。
私は一切会いませんでした。
それでも来てくれました。
母が姿を見せず声だけで
「⚪︎⚪︎ちゃん来てくれてるよー。会える?」
と聞いてくれました。
「いい」
私からはこの一言だけです。
自分からどんどん外への扉を閉めていってました。
一日中、寝て天井や壁を見ているだけ。
外の風や太陽の光、夜の暗さを感じることもなく、地下牢に閉じ籠ったような毎日。
身体が思うように動かなくなるのはあった言う間でした。
まず、家の中ですら足元がおぼつかない。
脚がふわふわと浮いたような感じでうまく歩けない。
立つとクラクラする。
衝撃的だったのは、ほとんど声を出していなかったので、そのための筋肉が衰えて、声の出し方がわからなくなったことです。
頭の中で言いたい言葉が出てこない
声を出そうにも顔が動かない
口が回らない
笑顔どころか表情が変えられない
鬱だったようですが、当の本人に自覚はありませんでした。
身体が動かないと自覚したのは中学校の頃ですが、若くてもこうなるのは本当にあっという間でした。
孤独とは、
自分で外への扉を閉め切ってコミュニケーションを絶っているのに、頭の中は思考でぱんぱんになって出すところを探している
という事ではないでしょうか。
「1人の時間を愛する」というメリハリのある時間ではないのです。
孤独は緩やかに自分の首を絞めて、将来を先細らせていきます。
そうすると自然に
生きていてもしょうがない→死にたい
になりますよね。
私の場合、身体が動かないのがショックで、
着替える
散歩する
お使いにいく
家に寄ってくれた友達と玄関先で話する
制服を着る
学校の前まで行く
というように段階を経て身体を慣らしていきました。
その後、不登校も卒業しました。
様々な事情で孤独になる人がいます。
私自身の体験から孤独になってはいけないと考えています。
自分で自分の人生を先細らせてはなりません。
孤独な人が少しでも自分の人生を歩んでいただけるように、私は「伝わる声と話し方」をお伝えしています。
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