誰にでも必要か?
「差別化が必要」
と言われる事が私はこれまで何度もありました。
レッスンや研修をご受講くださる方にも
「差別化するとしたらどこでしょうか?」
とご質問いただく事が頻繁にあります。
私は差別化する必要があるものと、ないものが存在すると考えています。
世の中にたくさんあるものは差別化していくと良いでしょうし、それほどないニッチなものについては差別化する必要はありません。
たくさんあるもの…例えばビジネスコーチングやヨガインストラクターなどでしょうか。
同業者との差を伝える必要があります。
しかし、「カウンセリングとコーチングは違うのです」と言っても伝わりません。
この言葉に興味がある人しか振り向きません。
やり方や方法の部分で差をつけても、相手が知りたいのはそこではない事がほとんどです。
人はどんな変化をするのかが知りたいのです。
また、ニッチなものは差別化が必要ないのに同業者との差を話ししても伝わりません。
始めから同じものとして話をしていく方が相手の理解が得やすくなります。
声のレッスンをしているというと、相手はある一定のイメージを持つようです。
声が小さい、
滑舌が悪い、
何度も聞き返される、
声が篭る
などのネガティブなものをスパッと解決してくれるのではないか?と同時に、
大声を出してできるまで帰れないのではないか、
怒られたらやだな、
アナウンサーみたいにならないといけないのか、
そんな風になれる自信はない
など「できなかったらどうしよう」に基づく心配から「声のレッスンはこういうものに違いない」というものです。
声について同じ悩みを持つ人達が、みんなで同じ美声になるよう目指したら、それこそ滑稽です。
余談ですが、私はコールセンターとかフリーアナウンサーという方の声と話し方は苦手な人が多いです。全員同じような声と話し方で誰が誰だか区別がつきません。
全く差別化されていないのです。
知りませんが、差別化しないように訓練されているのかと思うほどです。
同じ悩みを持っているのなら、まずはその悩みを自分で気にならなくなるくらいまで改善していく必要はあります。
その後、「みんなと同じ」からいかに抜け出すのかが重要になります。
自分の考えや想いが伝わる言葉を作り出して使っていくのです。
自分の言葉にならない限り、ずっと「差別化しないとなぁ」と言うばかりの赤い海の中なのです。
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