子供がいるから
世の中には保育園の待機児童の問題だとか、
ワンオペ育児の問題だとか、完全母乳とか、「子供がいる」と当然向き合う事が、社会問題にまでなっています。でもなんかね、考えてしまうのです。
「子供がいる」の壁を作っていることが。
私にも子どもがいます。
転勤が多く、出張も多い夫は気持ちはあっても日々の家事はなかなかできませんでした。
私も常に知り合いのいない、知らない土地での生活は慣れるのに時間がかかりました。
子どもがいてもいなくても、この部分は同じだと思います。
乳幼児は全てのお世話をしますから、物理的に「人の手が足りない」はあります。
大人の思うように時間が使えません。
当時は必死過ぎて考える時間もありませんでしたが、育児は肉体的にも精神的にもハードワークです。
子供が10歳頃にふと思いました。
私が子供を理由にして得たものはなんだろう?
繰り返しますが、育児は楽しみもたくさんありますが、大変さも格別です。
体力尽きて子供よりも先に寝てしまい、夫とはしばらく顔を合わせていない、なんて時期もありました。
当時は、共にこの子を育てるパートナーと顔も合わせていない、ということにも悩んでいました。
でも子供がいるから、なのでしょうか。
いなくても同じことが起こったかもしれません。
「子供がいるから」は理由にならない、甘えだという話ではありません。
お互いに少しだけでも思いやり、助け合うことでどれだけ心も体も楽になるか。
ここで「大きなお世話」という問題にもぶち当たります。
良かれと思って言ったこと、やったことが相手にとっては「そうじゃない」ということ。
これもね、子供がいるからでしょうか。
隠してきただけで、遅かれ早かれ浮上した自分自身の問題ではないでしょうか。
「子供がいるから」
この言葉であらゆるものから自分の身を守るために、自分で壁を作ってしまっているのではないかと思うのです。
私が子供の頃は
「お前たちがいたから離婚しなかった」
という親は多かったように思います。
大人になった今聞いても、全く嬉しくない話です。
子供にとってはどんな親でも親ですから離婚しなかったというのは、当時子供だった頃の欲求を満たしてくれたかもしれませんが。
「ワンオペで大変だった」
「保育園に入れなくて働けなかった」
「とにかく子育てしにくい環境だった」
「結婚しない、子供のいない人にはわからないでしょうけど」
今、子供真っ最中に繰り返しこんな話を聞かされていたら、どう感じるでしょうね。
「子供がいるから」ということで壁を作ると、自分の首を絞めてしまうのではないかと思います。
「子供がいるから」こそ、自分の強さも弱さも露呈します。
そこに気付いている人ほど輝いて見えるのは気のせいではないと、私は思っています。
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