自分を刺す矢
私は人に何か言われると全て自分が悪いと思っていました。
何でもかんでも「そっかあ」「そうなのかなぁ」なんて言って鵜呑みにして自分を責め続けていたら病気になりました。
病気になった時、原因は完全に自分を責め続けたからだと腑に落ちました。
いつでも自分に矢を刺していたのです。
この病気で亡くなる方も多い中、私は生還して今は様子見つつお付き合いしています。
お陰様で元気です。
ハッキリ言って病気前より全然元気です。
自分を責める事は一切やめました。
自分を責めるとこんな風に病気になるし、人には騙されるし、いつも胸が苦しいし。
要は自分の意思がない、依存状態でした。
自分で決める事がコワイ、自信が持てない、誰かにokと言ってもらえないと進むことができない、などなど。
失敗して責められるのが何より辛かったのだと思います。
自分で道を切り拓いてきたようで常に誰かの許可が必要でした。
病気以降、私は何か言ってくる人に対して事実のみで判断して言い返す練習をしました。
「私もそう思う」
「私はそうは思わない、なぜなら〜」
繰り返すうちにできるようになっていきました。相手の言葉で頭の中がいっぱいになる事は格段に減りました。
もうひとつは受け流すこと。
「そうですかぁ」
YESでもNOでもない返答。
これは若い時に気のない人から言い寄られたりした時、効果絶大でした。
旅行に行こう!ってしつこい既婚者とか。
男女問わずパワハラっぽい人にも使えました。
あとは「嫌い」と自分で認識すること。
「良い人なんだけど」って
枕詞をつけていたのをやめました。
長所のない人なんていないし、私がイヤな思いをした事実がありますから。
嫌いなもんは嫌い
だからといって無視するとか復讐するとかは考えません。嫌いっていうだけ。それ以上も以下もない状態。
その人とまた嬉しい事があれば一緒に喜べばいいと思うようになりました。
やってみてわかったのですが、これらは決して自分勝手な振る舞いではないということです。
むしろ俯瞰して見られるので、相手がなぜこんな事言うのかがよぉくわかるようになりました。パワハラはその人の自信のなさが肥大したものです。セクハラは寂しくてしょうがない想いが暴走したものです。
どちらも歪んだ感情表現です。
こういうことがわかると相手にかける言葉も変わってくるでしょう。
受け流すのか、言い返すのか、なだめるのか。
自分に非があれば言ってくれたことに感謝して素直に謝ることができます。
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