オンラインだから見えた課題
在宅ワークになり、チャットやWeb会議でしか仕事仲間と繋がってないと、相手の感情があまり伝わってこないように感じて、少し不安になるかもしれません。
決して何も伝わらないわけではなく、
対面とは違うことを意識しないと、お互いに不愉快な気分になってしまいます。
やってみるとわかりますが、画面には結構色々なものが写り込みます。
意外と意識されていないのが、画面を操作している時の表情です。
にゅうっと画面に近づいてくるドアップの顔。
少し下向きに一生懸命操作するのが、相手からはものすごく不機嫌そうな顔に見えます。
在宅だからと最低限の身支度もしていない顔をアップで見せられるの、どう感じますか?
また画面の前でガサゴソとよく動くのも見ていて良い気分はしません。
落ち着かないのです。
特に画面の中で左右の動きは目につきます。
目も上下の縦の動きはそれほど気になりませんが、左右の動きは白目がチカチカと動いて気になります。
対面よりも相手の感情が伝わらないと感じるのはこういった側面もあるためです。
会社や人によっては
「在宅といえども画面上でもスーツを着てやる気を見せろ、モチベーションを上げろ」
といった意味不明な命令もあるようです。
モチベーションが上がるならどうぞスーツでもタキシードでも着てください。
但し、モチベーションが上がっているように見えるかの判断するのはこの場合相手である事を忘れてはいけません。
「ついでに仕事」をしているのではない、「この時間はあなたとのための時間です」という尊重心を表すために、身支度を整える事は大切です。寝起きで画面に現れたら、やはり相手は不愉快なのです。
また、テレワークになってよく聞く声に
「『なんとなくやっている感』を出せなくなった」というのがあります。
率直にいうと「完全に結果だけで判断する」
ということです。
なので、この仕事は何がゴール、目標、目的なのか?そのために今何をするのか?を定めて共有していかないと「何もやらなかった」ことになってしまうのです。
厳しいと感じるかもしれませんが、これまでゴールを明確にせずに「なんとなくやってる感」を出すために気を遣い、時間を無駄遣いしてきた事に気付いてください。
そうなると、対面では必要以上のコミュニケーションも多かったのではないでしょうか。
「オンラインでは相手の感情がうまく伝わらない」と感じるのなら、身支度や表情に気を遣って、結果を出すための会話に集中しても良いのではありませんか?
機械的に話をする、という事ではありません。
気を遣うべき所には尊重心を表し、相手が自分の事をどう思っているか?なんて相手に聞かなければわからない事を考え続ける時間をなくしましょう、という事です。
私はアフターコロナで働き方の選択肢は増えると思います。リモートワークももっと当たり前になるでしょう。
でも雑談はなくならないと思います。
もしかするともっと増えるのでは?とも思います。
ひとつの課題に向けたコミュニケーションと親しくなる雑談コミュニケーションを混ぜずにいると、余計なことを考えずにスムーズな人間関係が成り立ちやすくなります。
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