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見た目も中身も魅力的な人になるには?自信と余裕をもってコミュニケーションできるようになりたい!ご自身の「声」を変えることで理想の自分に変身しましょう

年相応の品格

 

先日、Twitterで営業トップの男性についてツイートしました。

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年齢を重ねていくと、当然以前の若い頃とは様子が変わってきます。

見た目の体型、肌質、似合っていた服、アクセサリー、体調…

子供の頃は食べられなかったものが、大人になったら不思議と美味しく感じるというのもあります。

外側からの環境も変わります。

進級、進学、就職、昇進、結婚、出産、介護…

人それぞれではありますが、こういった環境から以前の自分とは違う雰囲気を纏っていくようになります。

それが良い感じになっていくかどうかは本人次第です。

 

学生の頃などは言いにくい物事をはっきりと言う、率直な物言い、毒舌はうけると思います。

しかし段々と年齢を重ねていった時、若い頃と同じ「毒舌」を言う人をあなたはどう感じるでしょうか?

単に口汚いパワハラとなったり、頑固で厄介な老害といわれるようになるでしょう。

 

そうでなくとも年齢を重ねれば誰でも子供の頃のような無邪気な顔つきではなくなります。

顔にもシワが出てきます。

最近、私が特に気になるのは、眉間の縦シワです。

視力が落ちてきたゆえの険しい表情となります。縦のシワは顔つきを険しく見せます。

眉毛は男性ホルモンの影響を受け、額や頭皮のたるみをここで止める役割があります。

そのため、だんだんと眉毛が分厚くなって、より眉間の縦シワがくっきりとします。

まぶたも緩んできます。

更に鼻の下がのっぺりとして頬がたるみ、唇が薄くなってきます。

すると無表情に見えるようになります。

 

眉毛が分厚く、眉間の縦シワが深い

頬がたるみ、唇が薄くなってくる

 

そこに若い頃と同じ率直な物言いや毒舌を言えば、どのような印象を持たれるかは想像できると思います。

かと言って若い頃のような無邪気さを常に押し出すのは「この人大丈夫かな」という不信感も与えます。大らか、朗らかとは違います。

 

「若い頃とは違う」はある日突然やってくるものではありません。しかし誰にでも平等にやってきます。

少しずつ、少しずつ年相応を身につけていくのです。

対して、醸し出す雰囲気はどんどんバージョンアップしていけます。男女問わずです。

若い頃には出せなかった、身につけられなかった仕草、言葉遣い、声がしっかりくるようになります。

自分の外側のように感じますが、仕草、言葉遣い、声は心の中を育んでいきます。

美しさ、品格は顔や体型の美しさだけではありません。

トータルで醸し出す雰囲気がとても重要なのです。

あなたはどんな大人に憧れますか?

どんな大人になりたいですか?

どのように歳を重ねていきたいでしょうか?

 

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仕事がうまくいかないワケ

・この器具を使うと体がぐんぐん健康になって病気知らず!(笑)

・怪我でさえも一晩寝れば治る!(笑)

・骨折だって3日でくっつく!(笑)

・髪の毛も真っ黒でフッサフサに!(笑)

・余計な脂肪が落ちてみるみる痩せる!(笑)

・幸運がどんどん舞い込む!(笑)

・知らないうちに富裕層になる!(笑)

・今なら100万円のこの器具が10万円!(笑)

 

突然ですが、こんな怪しげな(笑)商品を売込むことができますか?

「いや、どんなモノでも買う人はいる。自分なら売込んでみせる」

という人はいるかもしれません。

そういう方は今日の内容は不要です。

 

今日のテーマは「緊張」についてです。

 

多くの人は人前で話をする、発表する、初対面の人に会う、面接などの時、緊張します。

緊張するとどんな様子になるでしょうか。

 

・体が硬くなる

・冷や汗をかく

・頭が真っ白になる

・手足が震える

・声が小さくなる

・いつもはしないことをやらかす

・表情がなくなる

 

などが起こります。

 

緊張の根っこは一体何だと思いますか?

 

実は「不安」なのです。

 

どういう不安かというと、

「自分は人に受け入れてもらえないのではないか?」

というものです。

自分の言うことは大丈夫なのだろうか?

怒られないだろうか?

無視されないだろうか?

酷評されないだろうか?

聞いてもらえるだろうか?

といった不安から緊張が起こります。

 

大勢の前で話をしていても「うん、うん」なんて相槌を打ってくれる人に向かって話をすることはないでしょうか。

それはその人には「受け入れてもらっている」と感じて安心しているためです。

安心すると不安が薄くなっていっていますから、緊張も和らいできます。

 

緊張が和らぐと

・表情が豊かになり

・声に張りが出て

・適切なジェスチャー

に変化します。

お分かりかと思いますが、当然緊張の様子も安心の様子も人にはダイレクトに伝わります。

ガチガチの緊張状態で上記の怪しげな商品を売り込まれても相手は粗を探して突っつこうとかまえます。

 

例えば、あなたがお気に入りのレストランがあるとします。

何をいただいてもとても美味しい、

お料理のリクエストを受けてくれる、

お店の雰囲気が最高!、

サービスもお値段もちょうどいい、

となれば、頼まれもしないのに人に話をすると思います。

それも「自分が受け入れられるかどうか」は関係なく、安心して話をします。

相手にもそれが伝わるので、

「どんなお店なんだろう」「行ってみたいな」という気持ちになります。

 

自分の緊張を解くには不安がない状態を作ると良いのです。

不安がない状態にするには思考を変えるよりも外側の行動、体の状態を変えていく方が断然早いです。

体が緊張していない状態を意図的に作り出すのです。

 

声なら1〜2時間ですぐに変わります。

声が変わると表情も変わります。

それが定着するといつも出していた声の習慣、表情が変わります。

自分で緊張をコントロールすることができるようになっていきます。

 

だからといって怪しげな商品を売込むのは、私はいかがかなと思いますけれどね(^^;)

 

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好きな音を集めて

皆さんお気に入りの曲ってあると思います。

それは誰になんと言われようと、お気に入りでしょう。

現代は多様化がだいぶ認められるようになってきましたが、以前はプレスリーの音楽は不良が好むもの、なんて何の根拠でそんな事言うのかさっぱりわからないことが言われたりしました。

音楽に限らず

テレビやマンガ見てたら頭悪くなる

とか

深夜ラジオ聴いていると勉強しなくなる

とか

部活やると成績下がる

とかも言われていましたね。

笑っちゃいますけど。

 

お気に入りの曲、音楽は、

その時の自分の気持ちを代弁してくれていたり、

溜まったエネルギーを発散させてくれたり、

ここではない別の場所に連れて行ってくれたりします。

 

自分の好きな音楽を集めてみると曲調や音色など何かしら傾向が見えてきませんか。

ちなみに私は歌が付いている曲は疲れている時は聴きません。

つい歌詞を聞くのに集中してしまうからです。

その曲から情景が思い浮かぶような曲が好きなので、映画のサントラはお気に入りが多いです。また、音色はどちらかというと低い音が好きです。

 

こうして自分の好きな音楽を集めているうちに、自分にはこんな音が出せるのか?と思うようになりました。

私は声を使う人なので、自分好み音が声として出せるのか、と言うことを考えました。

自分の話しているのを録音して聞いてみると、案外好きな音楽の要素が入っているとわかりました。

高いばかりの声だと思っていたのが、低い声もまんべんなく出して話をするので抑揚があり、話の内容をイメージしやすく感じました。

自分のことをこんな風に言うのはなんだか変な気持ちですが、私のお気に入りの音楽と近いものがありました。

そして、それは私だけではありませんでした。

 

好きなファッションや趣味のコレクションと同じように、自分の好きな音を集めて自分の声に出しているのです。

自分の声なんて聞くのイヤ

という人は多いですが、自分の好きな要素を知らないうちに取り入れています。

 

「自分の声には自分の好きな音の要素が入っている」ということに良いも悪いもありません。

誰もそこには入れない、自分にとても正直なところです。

私が「みんなで同じ美声を目指さず、パーソナルな美声を伸ばす」とお話しているのはこういうことからです。

 

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自立と依存のスパイラル3

思いのほか長くなってしまいました。

 

自立と依存のスパイラル1

https://voicemakepro.hatenablog.com/entry/2020/05/19/053020

 

自立と依存のスパイラル2

https://voicemakepro.hatenablog.com/entry/2020/05/26/080220

 

こちらの続きになります。

「自立する」とは一体どういう事なのか、自分なりに考えてきたことをまとめています。

 

以前は「自立する」をこのように考えていました。

●自立とは誰にも頼らず、経済的にも立って、1人で生きていくこと。

●1人で何でもできなくてはいけない

●自信を持てれば自立への道はスムーズだろう

 

わかるでしょうか?

自分の外側に自分を自立「させて」くれる何かを求めている他力本願な依存であることを。

強烈に他人を求めているからこそ、自立への(自分への)ハードルが異様に高いのです。

思うような自立ができないために(無理難題を自分に吹っ掛けているのだから当然)、できない自分を責め続けます。

 

いつから自分の中にこのような考え方があったのか。

これは親からの影響が大きいです。

12歳くらいまでは親(養育者)に頼って生きていきます。価値観、こだわり、好き嫌い、生活習慣、あらゆるものの基準となっていきます。

私の親は

・自分が望んでも手に入らなかったこと

・手に入れる覚悟ができなかったこと

を私たち子供に言い続けてきました。

本当は「子供に」ではなく、「自分に」言い聞かせて責めていたのでしょう。

思い通りにならない自分の人生に、時に悲しさや不安、面倒くささなどの感情を全部怒りに変えて、子供にイライラして憂さ晴らしをしたのだと思います。

こう書くと最低な親ですが、今はわだかまりもなく当時の親の心境も理解しているつもりです。

そして私も含め、単に長く生きているだけの大バカ者はそこら辺にゴロゴロしています。

 

こうなると子供は子供の役割を全うすることが難しくなります。

小学生の頃から親の話を聞いてなぐさめてあげなくてはいけないとか、親が納得するまでちゃんとなぐさめてあげないと怒り出すとか、父親のお葬式で母親が泣いて泣いて何もできないので高校生の子供が喪主をしたとか。

これらは子供の仕事ではありません。

大人の仕事です。

子供がうまくできなくて当たり前です。

うまくできる必要もありません。

うまくできずに周りの大人がその子を責めるなんて言語道断です。単なる憂さ晴らしです。

 

極端な例ですが、こういうものの積み重ねで他人との境界線(依存する区別)があやふやにわからなくなって、間違えた自立を自分に課していき、自立と依存のスパイラルとなるのではないかと考えています。

それはこれまでも書いてきたように、大人になったからといって解決も解消もされるわけではなく、40代、50代になっても自分を苦しめます。

●真の自立が何かわからない

●どこから手をつけたら良いのかわからない

●何が問題なのか見えない

からです。

その解決を目指す方法は様々にあります。

カウンセリング、コーチングなどがよく知られたところでしょうか。

最近では筋トレ!という人もいます。

私は「声」から気づいて変えていけるとお伝えしています。

 

勘違いしてはいけないのは、これらの方法は単に自分に伴走してくれるのだということ。

親の呪縛を解き放って自立した自分にさせてくれるわけではありません。

やるのも気付くのもその後の生活を送るのも自分なのです。

 

私は自立と依存のスパイラルに気付いてから自分の感情に振り回されることが本当に少なくなりました。

時折、感情が前面に出てきますが、「出てきているな」と俯瞰して眺める事ができています。

そして振れ幅は小さくなったものの、やはり自立と依存は繰り返しています。

目指すところは常に中立、ニュートラルな状態です。

自分自身がニュートラルであると、周りの環境や目の前の現実がかなり違ってくるのではないでしょうか。

 

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自立と依存のスパイラル2

前回、私が声と話し方のレッスンや研修を行いながらも全く自分に自信がなくて、いつも空虚だったという内容を書きました。

その続きになります。

 

自信がない状態からどうやって自信がある状態に持っていくのか?

当時はこんなことばかり考えていました。

今、書きながら思わず笑ってしまいますが、当時は真剣でした。

自信なんてやってみた事の積み重ねでしかありません。

それがうまくいっても、いかなくても、その経験からわかったことを次に活かしていけると、自信になるのだと私は考えます。

 

「自信さえあれば」と何処かから私に自信が授けられるのを待っているだけで、何も変えていこうとはしませんでした。

自信がない理由はいくらでも挙げられました。

誰かに「大丈夫。あなたはできている」と言ってもらいたくてしょうがない時期でした。

 

完全に何処かの何かに依存しています。

誰かに助けてもらいたかったのですが、助けも求めていませんでした。

何を助けてもらいたいのか自分でわからなかったからです。

 

ここから暗闇に落ちていくのは早かったです。

動かなくては、やらなくてはと気ばかり焦るのに体は動かない。

自分を責めながら行くところまで行くと、今度は寝る間も食事も惜しんで動き回る。

そしてまたプツッと糸が切れて動けない。

これを何度も繰り返しました。

自立→依存→自立→依存です。

 

この時、私は大きな勘違いをしていました。

自立とは誰にも頼らず、経済的にも立って、1人で生きていくこと。

依存とは常に誰かや何かがいないと生きていけず、人に何でもやってもらって甘えること。

どちらも全く間違えではありませんが、極端です。

特に強く思い込んでいたのは、

「1人で何でもできなくてはいけない」

という事でした。

誰かと関わると必ずトラブルが起きる。

そこに時間とエネルギーを使うヒマはない。

誰とも関わらずに仕事だけできるようになりたい。私のレッスンスキル、演奏レベルなどの腕さえ良ければ誰とも関わらずに仕事に呼んでもらえて、余計な付き合いなく仕事だけしていられる。…なんて本気で思っていました。

明らかにおかしいです。

 

1人でできる事なんて限られています。

すぐに頭打ちになります。

人とトラブルが起きるのは実は仕事は関係なく、自分の在り方や状態でいくらでも変化します。

 

たくさんの方が様子のおかしい私の話を聞いてくれ、アドバイスをくれました。

自分が伝えたい事がわからず、とっ散らかった話をするのもイヤでした。

アドバイスはピンとこず、自分の納得できるものを求めて雑誌の占いコーナーを書店で片っ端から読んでいました。

本当に危ない人です。(占いを否定しているのではなく、自分の納得いく答えを探し回るという意味で)

 

自分の状態が自立と依存を繰り返しているのだとわかった時は雷に打たれたような衝撃でした。きっかけはもう忘れてしまいましたが、何かの雑誌でのコラムだったと思います。

「自分1人で何でもできることが自立ではない」とあり、初めて自立と依存について考えたのです。

 

自立と依存は表裏一体であること、

真の自立は人と適切に関わる事ができること、

依存は悪ではないこと、

依存を知らないと自立も知り得ないこと

 

決して当時の私が欲しかった言葉ではありませんでしたが、初めて自分を責めることなく、自立と依存を繰り返してきたことを受け入れられました。

 

もう少しだけ、次回に続きます。

 

 

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自立と依存のスパイラル1

今日の話は私が声と話し方の仕事をしながらも不安で虚しくてたまらなかった時の事です。

自分の不安や思い込みがどれだけ自分を追い込んでいくのか、思い出してみました。

「こんな人が偉そうに教えているのか!」と思われるかもしれません。

それも当然だと思います。

結構、覚悟して書いています。

 

 

私は声と話し方のレッスンや研修をしていますが、元々は音楽家です。

専門が歌で、作曲、ピアノもやっています。

フリーで演奏活動をしながら芸能プロダクションでボイストレーナーとして歌手や俳優、声優、モデル志望の方たちに声のアドバイスをしてきました。

そこから少しずつビジネスパーソン向けのボイストレーニングを依頼されるようになり、声を通じてご自身の変化を感じていただきたいと思い、Voice Make Proを立ち上げました。

声が変わり、言葉遣い、話し方が変わってくると皆さん表情がパッと明るくなります。

その瞬間が私は1番嬉しい時です。

そして皆さん、少なからず仕事や人間関係、体の調子が良くなっていきます。

 

私は大真面目にご受講生と向き合いますが、堅苦しいことはできません。

できるだけ「⚫︎⚫︎でなければいけない」は排除します。

何か型があるわけではないし、理由なくやらなくてならないのは苦痛だからです。

しかしながら、それぞれの業種には暗黙の約束があります。

例えば俳優さんは大部屋の楽屋なら新人ほど入り口近くに場所をとります。ベテランは奥。新人が奥にいれば違和感があり、「非常識な人」と見られます。誰かに教えてもらったり、自分で気づかない限りそのレッテルは貼りついたままになります。

 

私は会社勤めをしたことがありません。

会社とはどういう所で、どういうものなのかよく知りません。人から話を聞くだけです。

「会社ならコレは当たり前」というものを知らずに一部の話だけ聞いています。

なので、「ビジネス」という言葉、概念に憧れ、相手の顔も見えないまま必要以上に怖がってきました。

ビジネスの実態がわからないまま「ビジネスとはこういうものだ」という思い込みが先走っていました。

 

男性がスーツを着て難しい顔をしているだけで私の底の浅さを見透かされ、「あなたはビジネスになっていない」と無言で怒られ拒否されているように感じました。

女性なら物腰が柔らかな人ほどピシャッと門扉を閉じられるように感じました。

これらは全て私の勝手な思い込みです。

皆さん精悍な顔つきの男性だったり、誠実に断ってくれた女性でした。

 

「声を通じてご自身の変化を感じていただきたい」なんて偉そうなことを言ってきましたが、この頃の私は相手を見るよりも自分には何ができるのか知りたかったのです。

その結果、それっぽい事を言う誰かの言葉を借りて、自分の言葉にし直す事もせず、空虚に喋り続けていました。

自分の言葉ではないのでよくつっかえるし、次に何を話しするのか忘れます。そして話し終わった後の虚しさ。

ご受講生の方たちがそれでも目を輝かせてこちらを向いてくださるのが申し訳なくて辛く感じる事もありました。 

 

これではいけないと、真剣に考えました。

表向きは上手くいっているように見えたかもしれませんが、浮草のようで不安でした。

自分の言葉で話しをしない限り伝わらない。

相手も動いてくれない。

 

これまで話してきた内容を文字におこして全て自分の言葉に精査しました。

いや、当たり前の事ですが、これには大変時間がかかりました。

これまでいかに自分が何かにすがり、依存してきたかわかりました。

改めて自分の言葉で話しをすると、これまで以上にご受講生の方たちの表情が明るく変化しました。自分の言葉で話しをすることに手ごたえとやりがいを感じました。

 

だいぶ長くなってしまったので、続きは次回に。

 

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誰にでも必要か?

「差別化が必要」

と言われる事が私はこれまで何度もありました。

レッスンや研修をご受講くださる方にも

「差別化するとしたらどこでしょうか?」

とご質問いただく事が頻繁にあります。

私は差別化する必要があるものと、ないものが存在すると考えています。

世の中にたくさんあるものは差別化していくと良いでしょうし、それほどないニッチなものについては差別化する必要はありません。

 

たくさんあるもの…例えばビジネスコーチングやヨガインストラクターなどでしょうか。

同業者との差を伝える必要があります。

しかし、「カウンセリングとコーチングは違うのです」と言っても伝わりません。

この言葉に興味がある人しか振り向きません。

やり方や方法の部分で差をつけても、相手が知りたいのはそこではない事がほとんどです。

人はどんな変化をするのかが知りたいのです。

 

また、ニッチなものは差別化が必要ないのに同業者との差を話ししても伝わりません。

始めから同じものとして話をしていく方が相手の理解が得やすくなります。

 

声のレッスンをしているというと、相手はある一定のイメージを持つようです。

声が小さい、

滑舌が悪い、

何度も聞き返される、

声が篭る

などのネガティブなものをスパッと解決してくれるのではないか?と同時に、

大声を出してできるまで帰れないのではないか、

怒られたらやだな、

アナウンサーみたいにならないといけないのか、

そんな風になれる自信はない

など「できなかったらどうしよう」に基づく心配から「声のレッスンはこういうものに違いない」というものです。

 

声について同じ悩みを持つ人達が、みんなで同じ美声になるよう目指したら、それこそ滑稽です。

余談ですが、私はコールセンターとかフリーアナウンサーという方の声と話し方は苦手な人が多いです。全員同じような声と話し方で誰が誰だか区別がつきません。

全く差別化されていないのです。

知りませんが、差別化しないように訓練されているのかと思うほどです。

 

同じ悩みを持っているのなら、まずはその悩みを自分で気にならなくなるくらいまで改善していく必要はあります。

その後、「みんなと同じ」からいかに抜け出すのかが重要になります。

自分の考えや想いが伝わる言葉を作り出して使っていくのです。

自分の言葉にならない限り、ずっと「差別化しないとなぁ」と言うばかりの赤い海の中なのです。

 

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