voicemakeproのブログ

見た目も中身も魅力的な人になるには?自信と余裕をもってコミュニケーションできるようになりたい!ご自身の「声」を変えることで理想の自分に変身しましょう

まさかエラ呼吸してるの?

声を出す時には、声を出すよりも大切なことがあります。

 

声を出すのにそれ以上に大切なこと…?

何言ってるの?

 

そうです。

それは息の使い方、呼吸の仕方です。

 

寝ている時はゆっくりと深い呼吸、

緊張している時は浅い呼吸、

なんて聞いたことないでしょうか。

 

声はこの呼吸、息の流れに乗せているに過ぎないので、喉に力が入るとすぐに擦れたり、出なくなってしまうのです。

 

心は脳にあるのか、胸にあるのか?

って話と似ています。

 

喉は単に振動しているだけなので、管楽器は声を出さずに息だけで、音楽を醸し出せるのです。

 

さて、その呼吸の仕方ですが、よく「腹式呼吸で」って言われます。

でもよくわからないんですよね。

 

お腹で支えて

腰回りが浮き輪になっているように

お尻は締めて

喉は開いて

鼻に息を真っ直ぐあてて

 

よくあるレッスンでの先生からのアドバイスですけど。

あの〜…それは人間ができるんでしょうか…?

それらができたとして、本当に声は出るのでしょうか?

 

一つ一つ考えてやっていたらとても人間技ではないし、声が出る前に挫折してしまいます。

 

整理しましょう。

腹式呼吸とは深い呼吸です。

熟睡して、寝息をたてているくらいの時の呼吸です。

とてもリラックスしている状態です。

 

起きている時に意識的にこんな呼吸にすると、

息が無駄な力に振り回されずに、結果、楽で

芯のある、届く声が出るのです。

 

4拍鼻から吸う

4拍口から吐く

 

ここから段々、吐く息を長くしていき、

 

1拍鼻から吸う

8拍口から吐く

 

というように吐く息を長くしていきます。

これはエラ呼吸していたらできないのです💦

 

試してみてください。

実はエラ呼吸しているのかもしれませんよ。

 

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気をつけ!を解除しよう

2020年のレッスンや研修も始まり、日常が少しずつ戻ってきました。

今季は暖冬だそうですが、それでも身がキュッと引き締まる空気です。

そうなると体が力が入って硬くなり、背中が丸まった姿勢になりやすくなります。

 

Voice Make Proのレッスンや研修では姿勢の大切さも常にお話ししています。

背筋が伸び、胸が開いた姿勢は、見た目にも清々しく、その時間、その空間が自分にもお相手の方にもとても心地よいものとなります。

 

しかし体に妙な力が入ってしまうと、清々しい雰囲気とは異なり、声が出しにくくなります。

妙な力が入った時の姿勢とは「気をつけ!」の姿勢です。

 

脚にも肩にも腕にも力が入り、背中が反っている姿勢です。

古い体制の軍隊のような姿勢です。

 

声を出す時、歌う時、いくら「姿勢良く」てもこれでは全く声が出せません。

体が固まってうまく声が出せないな、と感じたらご自分の姿勢がどうなっているのか意識してみてください。

 

結構、「気をつけ!」の姿勢になっている事が多いのです。

そんな時はあえて一度、だら〜んと姿勢を崩してください。

だらしない姿勢上等です!

その状態で少し声を出してみるとやはり出しにくいと思います。

そこから徐々に姿勢を整えて声が出しやすい体の位置を見つけます。

その時の姿勢は決してだらしない姿勢ではないはずです。

「気をつけ!」でもないはずです。

 

一度リセットしましょう、ということなのです。

冷えたり、緊張したりで体が固まっているのに「良い姿勢、良い姿勢」ばかり意識しても全てが不自然になるのです。

 

ご自身が固まっているという状態は、相手のことを「受け入れません」と暗に言っているのと同じです。

誰にとっても大切な時間ですから、良い時間となるために自分を整えられると良いですね。

 

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ビブラートって何だ?

明けましてありがとうございます。

今年も声のオタクとして多方面から考えていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

今年最初のお題は…

「ビブラート」です!

 

男性歌手の方から

「ビブラートってどうやってつけるんですか?」

と聞かれました。

「え?あなたはどうしているの?」

「自然についてたというか、なんとなくですね。だから説明できなくて困っています」

 

この男性歌手は元々持っている声の良さに加えて、豊かな音楽性でどの曲を聴いてもそれぞれに味があり素晴らしいのです。

だから是非この方に歌を習いたい!という人が大勢いるのですが、才能があるが故に説明出来ずにいました。

 

で、ビブラートなのですが。

ビブラートってどんなものをイメージするでしょうか?

 

声を震わす

声を響かせる

演歌歌手がやってるやつ

 

私のレッスンでも「ビブラートをつけたい」というご要望は多いです。

このご要望は不思議と男性からしか聞いたことありません。

 

適度に力を抜いて、適度に力を入れて、体や顔に響かせる

 

とビブラートは自然につくと私は考えてもいますが、もっと簡単に言うと、

 

音程がきれいに取れていれば自然にビブラートはかかる

 

ということです。

私が20年以上見てきて「ビブラートをつけたい」という人はほぼ全員、音程が微妙に低いです。

 

詳しく正確な音程が分からなくても、絶対音階なんてなくても、きれいに音程が取れると感覚的にわかるのでしょう。

皆さんきれいにビブラートがかかります。

「今、きれいにつきましたよ」

とお伝えすると、皆さん

「え?今のが?」

とおっしゃいます。ご自身のもつイメージとは

かけ離れているようです。

 

男性からばかり聞く「ビブラートをつけたい」ですが、おそらく微妙に低い音程をご自身でも感じているのだと思います。

それをどうしたら良いのかはわからないけれど、とりあえず「力」を入れて全身を固めてしまうようです。

力を入れたらとりあえず何かしらやってる感じにはなりますからね。

 

音程をきれいに取る

といっても自分ではどうなのかわからないかもしれません。

ご自身の声を録音して聞いてみると一気に解決することも少なくありません。

更にもう一歩、踏み出す時はプロの手を借りてみてはいかがでしょうか。

 

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目に見えないものを伝える

私はだいぶ長いこと、「音楽」を仕事にしています。もう20年以上になります。

「声」についても15年は経っています。

どこまでやっても「まだまだ」という感覚ですが、5年ほど前にある方から

 

「あなたは既に専門家です」

 

とビシッと言われてから自覚しました。

そうですよね。20年以上続けてやっていたら、他人から見たらプロです。

しかも仕事にしている、と言っているのですから。プロの自覚なしに仕事と言う方がおこがましいのです。

 

「音楽」も「声」も目に見えるものではありません。

風が吹けばサーッと消えてなくなる香りのようなものです。

それでも人に印象を残し、記憶され、何よりも「伝わる」のが「音楽」と「声」です。

 

これらを人に「教える」というのはどういうところに気遣いが必要になるのか?

ずっと考え続けてきました。

答えは生徒さん、研修先の企業の皆さんが教えてくれました。

 

人は大きく分けると、「感覚派」と「理論派」の2パターンがあります。

どちらもバランス良く脳を使えると素晴らしいですが、大抵どちらかが多く占めています。

 

私が感じるにはこの2パターン、男女の違いはあまりなく、生活習慣や環境に左右されているようです。

「どのモードでいる時間が長いか」

ということです。

 

感覚派の方には

「もっとキラキラした声で」

「5月くらいの草木の音で」

なんてお話してもOKなんです。

???って思われる方は今は理論派ですね。

 

理論派の方には

「1音の幅が1センチだと仮定して、あと2ミリ音を上げて」

「疾風怒濤の勢いでエンディングまで持っていきましょう」

なんてお話するとイメージが湧きやすいようです。

 

私は基本的には感覚派なので、理論派の方達にお伝えするのに頭を抱えていました。

 

で、今はココに向き合う時だと言わんばかりにレッスン生の6割以上がゴリゴリ理系男子になりました。

 

そこで理論派の方にはなるべく熟語を使うようにしました。

例えば

「5月の草木」なら「新緑」、

「気を抜かずに」は「油断大敵」

とか。

 

理論派の方達はわからない言葉はハッキリと「わからない」「それは伝わりません」とおっしゃってくださるので(本当にありがとうございます!)、毎回が実験です。

 

そこに数字も入れてみるとより伝わりやすくなりました。

「70%はできています。あとの30%は⚫︎⚫︎と▪️▪️です。残りの部分があと20%できるようなれば完成と言って良いと思います」

といった具合に。

(感覚派だとあと20%できると全部で90%できた!って思いますケド、違うんですよ。数学の問題ですね)

 

感覚派の方にこう言ってもピン!とくることは少ないでしょう。

感覚派の方にはイメージ先行の言葉にプラス「どうやって」を加えてお話すると進歩が早いようです。

イメージだけわかってもどうしていいのかわからないのです。

 

そうしていくうちに、感覚派も理論派も同じ言葉遣い、表現で伝わるようになっていきます。

そして、両者共に「なぜならば」と理由を先にお伝えすると、その後の取り組みがとてもスムーズになることもわかりました。

 

こう見ると多少の個性はあれど、感覚派も理論派もないのです。誰もが感覚も理論も使いこなせるのです。

 

「自分にはわからない、できない」

と思い込んで拒絶してしまう、あるいは判断できずに鵜呑みにしてしまうのは大変危うく、もったいないことです。

 

「目に見えなくても伝わる」からこそ、自分だけの思考にとらわれるのではなく、相手がどのような言葉遣い、表現方法にピンとくるのか見えてくると、もっと相手との距離が近づきます。

 

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息がシュカシュカ

声のレッスンでは主に息の出し方、使い方と滑舌に重きを置いています。

 

しかし小学生のレッスンは少し勝手が違ってきます。

 

どんどん体が成長するので、毎回違うことを言うことがあるのです。

 

小学生も4年生くらいまでは理屈を言うよりもマネをしてもらいます。

さすが若いからか、すぐできるようになるんですよね。

高学年になると少しずつ理屈を取り入れた方が理解と実践が早いように感じます。

 

小学校の6年間というのは本当に驚くほど成長します。

その中で声を出すのに大きな壁がやってきます。

 

それは、歯が抜ける ことです。

 

順調な成長の過程なので喜ばしい事ですが、

息が抜ける抜ける。

 

子供の頃、前歯が抜けて

「口開けなくてもおうどん食べられる〜」

なんてやりませんでした?

 

そうなのです。

口を開けなくても隙間があるのです。

 

この間、普段話す声はもちろん、歌を歌っても

なんだか音色がそろわないということも出てきます。

歯がしっかりある子とは全然違う声を出すのです。

 

これは決して悪いことではないと私は考えています。繰り返しますが、順調な成長の過程だからです。

 

問題はその後の歯並びです。

アゴが小さかったり、歯が多かったりなど様々な問題できれいに並ばない場合、歯列矯正などで整えられますが、ある程度年齢を経ると歯茎が痩せてきたりして隙間ができてくるのです。

 

そう、今日の本題は 大人の歯並び でした!

 

40代も半ばになると、食べ物が歯に挟まる人が増えてきます。

同時に「何故だかうまく声が出ない」という人も多くなってきます。

 

管楽器の演奏家はこうなる数年前に、もう一度歯列矯正をするといいます。

隙間ができ、歯並びが変わることで楽器の音色が変わってしまうからだそうです。

今まで出ていた音がある日突然出なくなることもあるそうで、それは死活問題です。

 

ここまでではなくとも、話す声が変化するのは当然なわけです。

 

隙間ができて息が抜ける声になると、よほどそれを活かした声を意識しない限り、ずいぶんとくたびれた声になります。

 

隙間だけでなく抜けてしまうと

「口を開けずにおうどん」状態です。

 

声を出すには体全体を使います。

どこかに不具合が生じると、そこをかばうために他に無理がかかります。

年齢と共に体が衰えるのは自然なことです。

それに抗うのではなく、状態に意識を向け、気遣ってみてはいかがでしょうか?

 

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好きになんてできるか!

今では歌をやって声の研修をしている私が、声が出せなかった時期があります。

 

学生の頃、仕事を始めてからでしょうか。

 

その頃ボチボチ演奏する仕事を色々なジャンルからいただいて、クラシックしか知らない私は目を白黒させながらも刺激的な環境にいることが嬉しかったです。

 

声を楽器、商売道具としていますから、何でもできるという訳ではなく、向き不向きもありました。

大好きな曲やジャンルでも歌いこなせないことは出てくるのです。

自分の身体能力に絶望したり、希望をもったり、今思うと振り回されっぱなしで大変だったなぁと思います。

 

そんな中で当時どこへ行っても必ず同じことを言われました。

 

「もっと好きにやりなよ。面白くないんだよ。

品がいいのは見た目だけで充分だからさ」

 

これには本当に参ってしまいました。

面白い演奏って何?

下品にやれってこと?

この人の思う面白い、下品って何だろう?

 

それまで学校生活を含めて

「しっかり教わる」

「言われた通りにやる」

「試験などで教わったことを言われた通りにできているか確認する」

ばかりやってきたのです。

そうすれば怒られないし、場合によっては褒められちゃうし。でもそんなことは滅多にないですけどね。

 

「面白く」「品よくなくていいから」

「好きにやりなよ」

ここまでやってきた事が全て否定された気分でした。

「どのようにしたら良いのでしょうか?」

(なんてお利口さんでおバカな質問なの⁈)

と聞いても

「知らないよ。俺はアンタじゃないから」

しか返ってきません。(そりゃそうだ)

 

譜読みは早い

音程は正確

声はきれい

の私があと身に付けるべきものは表現力だ!という結論を出したのですが、文字通り悪戦苦闘でした。

 

表現することは立場を守るのとは正反対です。

丸裸になって評価されて、二度と浮上できない気がしたのです。

 

そのうち人と話ができなくなりました。

そしてとうとう歌を唄うにも声が出なくなりました。

「私には向いていないんだな」

なんて自分を慰めてみたりしても辛かったですね。

声が出せなくなって、表情も乏しくなる、身体も硬直したまま、ピアノも弾けなくなりました。月の半分は高熱を出すようにもなりました。

 

そんな状態が1年くらい続きました。

しぶといですねー。

 

ある日、高熱出しながら歌う機会がありました。クラクラしていてどんな演奏だったかわかりません。

でも歌いながらいっぱい汗をかいて、だんだんと頭の中がクリアになるのがわかりました。

その時初めて「演奏が楽しい!」と思えたのです。

 

どう歌ったかわからない、汗でドロドロになったメイク、体に張り付いて汗染みだらけのドレス、全てがイマイチの中、

「なんだよ、こういう演奏もできるじゃん」

と声をかけてもらったのです!

「好きにやり放題の演奏だったね」

とも言われ、ポカーンとしてしまいました。

熱も下がっちゃいました!

(あの時のサックスとギターの方ありがとう!)

 

表現しきれた幸福感は、立場にしがみつく苦痛を遥かに上回ります。

 

「好きにどうぞ」は「今いる場所から抜け出なさい」という意味だったのだと後になってようやくわかりました。

もう少し丁寧に言って欲しかったなぁと今は思いますが、当時はどんなに丁寧に言われてもわからなかったでしょう。

あれで充分だったのです。

 

声が出るということは、自分を表現すること。

表現することは、自分にダメ出しすることではありません。

 

優等生でお利口さんな人が本当に多いからこそ

 

好きにやっていい!のです。

 

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カミカミ星人出た!

「メンタルを鍛えて弱い自分を克服しましょう!滑舌よくしましょう!」

 

スピーチ、プレゼン、会議、挨拶など人前に立つと噛んでしまうとお悩みの方への改善策としてこんな事がよく言われます。

 

そうしたところで本当に改善するのでしょうか?

 

私は嘘ではないけれど、本当でもないと思います。人前で噛んでしまうメンタルは弱いのでしょうか?

 

声と脳の専門家、山崎広子先生の本には、「噛む」には種類があるとあります。

読み間違え と 言い間違え です。

 

読み間違えは文章を目で追うだけではなく、音読する事で徐々に改善されていきます。

 

言い間違えは「言いづらい言葉でないのに間違える」というのがレッスンをしていても一番多いと感じます。

普段はスムーズに話ができるのに、原稿を読む、改まった場面では噛んでしまうのです。

この場合、滑舌の練習をしても改善はあまり期待できません。

 

私がレッスンで皆さんを拝見していると、改まった場面で声を出すことで気持ちも体も緊張して、普段の声よりも高くなります。

高い声になるということは、喉頭に力を入れて、上に引き上げ、声道を短くして発声している状態です。

それが舌の筋肉にも影響して動きが鈍くなり、噛んでしまうのです。

 

緊張からの言い間違いですから、こういう方の場合、滑舌の練習をしてもあまり意味がないのです。

何でもない雑談の延長に改まって話を始めると声が緊張から高くなることもなく、言い間違いが減っていきます。

 

私が学校の試験やオーディションで声を出す前は、いわゆる発声練習ではなく、おしゃべりをしていました。その方がスムーズに歌詞や言葉が出てくるからです。

「この直前によくしゃべるねー」

なんて言われましたが、こういう理由からなのでいいんです!

 

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