スキを魅力に
「中学生の頃からよく痴漢にあいました。
人に相談するとスキがあるんじゃない?と言われましたが、スキって何でしょうね」
20代後半の女性が話してくれました。
好き、ではないです。隙間のスキです。
私も嫌な目にあった時、
スキだらけだからだよ!
と怒られた記憶があります。
意味がわからず悩みました。
最近、スキの正体が少しわかってきたように思います。
スキ=ギャップ
ではないかと。
ですので女性特有のものではなく、男性にもスキだらけの人はもちろんいるのです。
むしろスキのない人なんているの?って話です。
例えば、新しい仕事を始めたばかりの女性。
新しい仕事なので当然わからない事も多く、学びながら実践していきます。
頑張っている姿は初々しく、応援したくなります。
一方でこれまで培ってきた人間関係などの経験値はそこそこある。女性としてとても魅力的。
初々しい部分と大人っぽい部分の差がギャップです。
もうひとつ。
論理的思考が得意で物事を常に冷静に、客観的に分析できる男性。
何が問題で、どのように取り組んで解決していくかの見解と提案はピカイチです。
そして物事を進める手順が作れたら、地道にゴールまで取り組み続ける。
一方で自分の感情に左右されてしまい、どうしていいのか全くわからなくなる。
分析して道筋を立てて取り組んでいけるのに、自分の感情は扱い方がわからない。
ここがギャップです。
このギャップがスキにつながるのではないかと思うのです。
いかにも人間らしくてその人の魅力だと思うのですが、ズルイ人はそこにつけ込みます。
スキを魅力に変えるための「声から作る自分の在り方」をレッスンでアドバイスしています。
ご自分の強みを増やしてください。
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Voice Make Proでは企業研修、婚活向けレッスンをはじめパーソナルレッスンを行っています。
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もっとカッコつけて!
Voice Make Proのでは婚活をされている方向けのレッスンを行っています。
結婚相談所や婚活パーティーを開催する方に話を聞くと、とにかく男性が女性の前でスマートに立ち振舞えないそうなのです。
具体的には
・立食パーティーで出されたお料理をガツガツと食べて女性と話をしない
・気を利かせて飲み物を渡してくれた女性と飲み物を受取るだけで終わる
・話をしてもその後、連絡先を聞いていない
などです。
照れ隠しなのでしょうか?
それにしても目的を忘れています。
「ガツガツ食べるのは、元気なオレアピールのようで…」
同じ男性の主催者も困惑していました。
男性が男性を見て残念だと感じているのです。
場合によっては主催側の男性が女性から声をかけられて連絡先を渡されてしまうこともあるとか。
女性側としては、
積極的にリードしてグイグイ引っ張って欲しい
というよりも、
対等にお話をしてお互いの人となりを知りたいと思っています。
そのきっかけとなるのが、食事や飲み物な訳です。
ですからそういう場でモテるのはとにかく声をかける男性です。できれば全員に。
そうなると限られた時間の中で、がっついた雰囲気を出さずに満遍なく、多くの人と話しをする必要が出てきます。
清潔感のある身なりも当然です。
相手が誰であれ、「適当でない」ことを表す尊重心です。
身なり、姿勢、表情、声、会話
考えただけで面倒くさくなりますか?
作り込むと考えるから面倒になります。
少しずつ取り組むことで他の仕事や人間関係などもステップアップしていけます。
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「かわいい」はいらない
「もうね、男性から『かわいい』とか『キレイ』って言われなくていいの」
30代、40代、50代の既婚女性達と話していた時のことです。
皆さんまだ小さいお子さんから、もう成人したお子さんがいたり、それぞれに仕事も持ち、生き生きと活躍していてとても美しく魅力的な方ばかり。
時に食事や飲みに行く場に男性がいて、「かわいい」や「キレイ」と褒めていただくそうです。
わかります。だって皆さん本当に素敵だもの。
でも別に嬉しくない。
ウキウキもしない。
「そうですか?どうも(^^)」くらいの感じ。
「言われ慣れてる」とも少し違うのです。
褒められると確かにお世辞でも悪い気はしないけど、本当に欲しい言葉は「かわいい」ではないのです。
何だと思いますか?
「『好き』って言って欲しい」
どうですか?「好き」ですよ。
ここは男女で感覚の差があるかもしれません。
恋愛したいというわけではないのです。
「僕は好きです」というその人自身の主観を言ってもらいたいのです。
「かわいい」や「キレイ」も「僕はかわいいと思います」と言ってもらえたら違うかもしれません。
万人に向けたように聞こえる「かわいい、キレイ」ではなく、「あなたが私だけに」言ってくれたらとても大切にしてもらえていると実感します。
この話しているの、全員既婚女性ですからね。
もう一度言いますが、誰かと恋愛したいわけではないのです。
ただ「特別な私」「大切な私」は実感したいのです。
皆さん家庭ではもちろん、パートナーに「私はあなたがいてくれて本当に嬉しい」と伝えています。
パートナーも家庭生活をより良くしようと尽くしてくれています。
あともう少しだけ、言葉を足してもらえたら。
女性は案外単純だから、もっと美しくなって生き生きと輝きます。
男性にはお付き合いしている時だけでなく、出会いの頃からその後も長く、心に留めていて欲しいと思います。
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幸せになる順番
「声には心身の状態がダイレクトに現れます」
私がいつもお伝えしていることです。
先日のコーラスのレッスンでは、初めての曲がありました。
その日はピアノで伴奏する私の後ろで皆さん歌うお部屋でした。
「では各パートに分かれて歌ってみましょう」
背後から聞こえる声は、自分のパートの音を出すのに必死の声がします。
2回目、先ほどよりも「歌うこと」に意識があるのがわかります。
3回目、他のパートの音も聞く余裕が出てきました。
私が歌ではなく、声の感じから
必死→少し余裕
に変化した事をお話すると皆さん
「なんでわかるの〜⁇」
と大笑いされていました。
いえいえ、皆さんの声に現れているのです。
ビジネスや婚活での声のレッスンでも同じことが言えます。
「その声はどこから(心身のどういう状態から)のものなのか?」
ココがわかるとあっけないくらいに声や話し方が変わります。
姿勢や表情、立ち居振る舞い、服装やメイクまで変わっていかれます。
心身の状態を知り、変えていくために声から手をつけていきます。
声や話し方を変えていく中で、同時に多方面からのテコ入れをするので、短時間でワンランク上の人物像に変わっていけるのです。
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内成績と外成績
自分に対する評価の基準を考えたことはありますか?
自己評価と自己肯定という表し方になるでしょうか。
私は「『内成績』に基準をおいてください」とお話します。
「内成績」とは自分で自分を評価する基準を自分のために決めることです。
その反対の「外成績」は他人にどう思われるかで自分の価値が決まることです。
例えば、
●他人から辛口の評価を受ける→落ち込む
●他人から褒められる→嬉しくて舞い上がる
というパターンです。
この「外成績」、普通にあるのです。
そこら辺にゴロゴロしています。
でも全く自分のためになりません!
断言します。
優秀なビジネスマンは一様に仕事で全力を尽くします。
仕事を最大限良いものにすること、誠実に仕事に向き合うことが自分の使命、役割りだと捉えているので、常に全力が出せるのです。
大リーグの松井秀喜選手やイチロー選手のコメントをみると「内成績」というのがよくわかります。
松井秀喜選手は自分がどんなにホームランを打ってもチームが勝利しなければ喜びません。
「チームの勝利を目指して自己ベストを尽くす」という内成績です。
イチロー選手はチームがどんなに低迷していてもヒットを打つことに集中して、素晴らしい守備プレーをします。
「自分のベストを尽くす」厳しいくらいの内成績です。
自分の価値を決めるのは他人ではなく、自分の価値観で自分を評価していくということです。
他人の評価で自分が浮き沈みするのは、自分の人生を生きていません。
他人に依存し、支配されています。
内成績ですと、自分で自分を自分の責任において努力し続けることが可能です。
自分で「コレをやると自分で自分が認められる」事は何でしょう?
どんな事でも良いのです。
厳しく設定しても誰も褒めてくれませんし、緩く設定しても誰にも怒られません。
自分でベストのポイントがシンプルにあるはずです。
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みんな❗️僕を好きになってください❗️
「同業者や後輩達を前に話するのってすごく緊張するんですよ」
40代から50代の会社員の男性のお悩みあるあるです。
私も歌う時は大きなホールよりも、小さな場所でお客様との距離が近いのは緊張しました。
ましてやそこに同業者の友人が体育座り(お山座りっていうのかな?)なんかでいられたら、もうどこを見ていいのかわからないし、どう思われているのか気になり出したら演奏どころではなくなるし。
ピアノはもっと緊張しました。
客席に対して横を向いて、視線だけはやたらと感じるのに、お客様の反応は見えないからです。
話を戻すと、この年代の方、物怖じしない20代の方を本当に羨望の眼差しで見ています。
「何がこんなに違うんだろう。コイツ大物だなぁ」って。
「話をする時に『こうしたい』とか『こうしなくてはいけない』と思うことはありますか?」
と聞くと、
「はい、『面白い事言わなきゃな』『為になる真面目な話もしなきゃな』『みんなどう思うかな』『俺は大丈夫かな』…」
山ほど想いが出てきます。
こんな風に書き出してみると良くわかりますが、これ全部相手に委ねていますよね。
それに、私の質問に答えているようで、それも違ってきています。
フィードバッグしてもらって次回への改善に活かすならば結構ですが、相手がどう感じるのかなんてわからないのです。
ましてや相手が複数ならなおさらのこと。
「みんな!僕を好きになってください!」
と回りくどく押し付けているのと同じです。
同業者や後輩の方たちはあなたからどんな話が聞けると嬉しいでしょうか。
例えば私なら、その人の考えを聞けると嬉しいです。
なぜ、自分は一般的に言われている通りだと考えるのか?
なぜ、自分はその意見とは違うと考えるのか?
そんな自身の土台がある上で面白い事を言ってくれたり、問題提起をしてくれるのは有り難いくらいです。
そのような土台がなく面白い事を言おうとしても単なる雑談になってしまうのです。
そこに「僕を好きになって!」と言われましてもね…
皆さんいいオッサンですから。
なぜこんな風に感じている40代、50代が多いのか?
ひとつはここまでのキャリアを積み重ねてきたからこそのステージアップ故に。
もうひとつは、自分にそれはそれは厳しいダメ出しをしている故に。
なんか心当たりありませんか?
学校時代、優秀だった人、その後もエリートとして邁進してきた人ほどこの傾向は強いと感じます。
まずは自分の考えている事をひとつずつまとめてみてみませんか。
頑固とは違う、あなたの背骨になりますから。
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武器を持って道具として使う
人との距離をもっと縮めたい、
信頼関係を築きたい、
もっと仲良くなりたい、
お互いに良い時間を過ごしたい
意思の疎通をスムーズにしたい
多くの人がこのような事を望み、試行錯誤を繰り返し、時に失敗もして、円満な人間関係という大きな課題に日々取り組んでいます。
この社会で暮らしている以上、人とのお付き合いは必ずあります。
だからこそ、嬉しい事も悩ましい事も常に起こります。
自分をどう変えると円満な人間関係になるのかは、人のアドバイスを自己流に解釈して、一方向からの画一的なやり方ではあまりにも時間がかかります。
自分の武器(長所、特技、強み、特徴)をコツコツと作り、増やしていくことが大切です。
これまで培ってきた考え方、こだわり、価値観などの使えると思われる部分を残して育てていくのです。
自分の武器は、柔軟な対応にも、ここぞという場の切り札にもなります。
そしてメンテナンスをしながら、年齢や環境によってバージョンアップしていけるようになります。
足りないものに目を向け過ぎずに、自分の武器を作ることは、とても明るい前向きな作業ではありませんか?
武器として持っていますが、道具として使えるようになるのです。
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