必ず印象を残す方法
今日は音楽からの話を。
上手な演奏ってどういうものでしょうか。
すごい速弾きができる、音色が素晴らしい、高音が楽々出る…
この辺りが出てくるかと思います。
ひとつひとつは単なるテクニックや身体能力なので、その曲全体を底上げしているものには違いありませんが、上手な演奏の決定的な要素ではありません。
上手な演奏ってとても主観的なのです。
聞き手に「上手い」と印象づけるモノがあるのです。
それは、その人の曲に対する考え方、解釈です。自作曲なら曲への思い入れになります。
「浜辺の歌」という曲があります。
https://www.youtube.com/watch?v=SlICe8cCQHM&feature=share
音楽の時間に習ったことがあるかもしれません。寄せては返す波の様子が曲全体に表れています。
穏やかな海をイメージさせる曲ですが、例えば10人が全員それぞれに「穏やかな海」をイメージして演奏したら、誰が演奏した浜辺の歌か区別つきますか?
誰か1人、穏やかな海だけでなく、力強い荒い海を表現したら同じ浜辺の歌には聞こえないでしょう。
で、この1人のことを皆んな必ず覚えます。
「変な演奏した人」
「破天荒に演奏した人」
と言われるかもしれません。
ただ単に奇抜な演奏をしただけなら悪評ですが、何か意図したのなら「興味深い」と感じる人も出てきます。
上手い演奏=印象づける演奏=演奏者の意図
というようになります。
上手い演奏と感じるかどうかはとても主観的なのです。
演奏者がいくら意図しても聞き手がそう受け取ってくれないことも多いのです。
演奏者の意図はどこへ向けているものか?
ここが肝心になります。
自分だけが満足するものか。
自分の意図を相手にごり押しするものか。
自分の中だけに留めておくものか。
相手に伝えることを大切にしているのか。
相手に「私はこのように考えています。いかがでしょう」と問いかけ、提案する演奏は上手い演奏と言っていいと思います。
自分の意図を表すためにテクニックを磨き、理想を追求しているのです。
ですから、「どうしたら上手くなるか?」と言葉通りに考えていても上手いと感じる演奏にはなりません。
「どう考えて、どう伝えるか」に取り組んで初めて人に印象づけることができるのです。
これ、音楽だけの話ではありませんよね(^^)
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