結局は人
何年もお世話になっている美容師さん。
お一人でされているので、お客さんは常に一人しかおらず、落ち着いていられます。
いつも具体的なイメージがない私はお任せ状態。
カットもカラーもパーマも美容師さんが必要だと感じたらやってもらいます。
もちろん仕上がりは満足しています。
ある時、何気なくホットペッパーを見たら、世の中にはこんなに美容室があるのか!と思うほどの数が載っていました。
○○ヘアー、○○カラー、○○パーマ、○○カット…
意味不明な単語がたくさん出てきます。
きれいなモデルさんの写真。
このヘアスタイルにしたら自分もこんな風になれるかな?
なんて錯覚をおこしてしまいそう。
あれ?
なんで今の美容室に通っているんだっけ?
ふとこんな風に思ってしまいました。
いつもの美容師さんは、「太った?」なんて遠慮なく言ってきます。
置かれる雑誌も女性誌ではなく、酒の肴特集の本。
カットやカラーの説明はしてもらったことがありません。
最初に行った時からそんな感じでした。
かと言ってガサツなわけでもなく、私にとって丁度いい距離感で接してくださるのです。
なんとなく落ち着いていて、気が向けば会話をして、が私には心地良いのです。
私が希望する施術(というのでしょうか?)は多分、他でもしてくれるでしょう。
でもこの落ち着いた雰囲気はこの美容師さんだからこそなのだと思います。
この雰囲気が好きな人たちがお客さんとしてリピートしています。
私のように長いこと通っている人から新規の人もいる代謝の良いところも魅力的です。
「他との差別化を」というのであれば、この雰囲気は確実に他とは違うと言えます。
何ができるか?はさほど重要ではないのだとわかりました。
この美容師さん、この人にお客さんがついているのです。
AIがどんどん仕事をこなしていますが、最後の最後まで人なのだと感じます。
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