やって見せる力強さ
先日、30代前半の男性と一緒に資料作成しました。
これまで資料作成なんてしたことのない私は、せめて足手まといにならないようにと思っていました。
でもやったことないので、何に気をつけないといけないのかわからず。
それなら少しは気の利いたことが言えるようにしようと、資料内容を頭の中に叩き込んで臨みました。
それから、どのような資料にしたいのかのイメージを持ちました。
その男性は、PC操作のわからない私に全て自分でやって見せてくれました。
途中、私の意見を聞いてくれながら。
「そういうのなら、ここから図形を選んで…」
そして必ず聞いてくれるのです。
「これはあなたのイメージに近いですか?」
お陰様で最短時間で仕上がり、内容はお互い同じ認識で理解でき、私は今後、自分で資料作成ができるようになりました。
「とにかくやってみて」「自分でやらなきゃ覚えないよ」などはよく聞く話ですが、最初の一歩が出せない人には雲をつかむような話。
この段階で萎縮して動けない人は多いのです。
「やって見せてくれる」ことの何という力強さ!
そのような姿勢を示してくれるが故に、こちらも出来ることを出来る限り準備して臨めました。
子供にも大人にも「やって見せる」のはめんどくさいし、時間がかかるもの。
でも「好きにやらせてみる」ましてや「怒鳴る」なんて全然違う。
どちらも無責任な話な話です。
ここで失敗してしまうと、「失敗は悪」という
認識になり、チャレンジするのが怖くなります。
その男性、資料作成前は私のイメージしていることがイマイチわからなかったと話してくれました。
だから得意なPC操作で、私に応えようとしたと。
人はみんな、自分を大事にしてもらいたいし、
受け入れてもらいたいし、尊重してもらいたいと思っています。
相手にどうしたら、そう思っていることが伝わるのか?
どうしたら相手に自信を持ってもらい、お互いに足並みそろえて行動できるのか?
それらをどのように示すのか、今回この男性がやって見せてくれました。
人って何をしてくれたかよりも、どんな気持ちにさせてくれたかが残るのですね。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
Voice Make Proでは企業研修、婚活向けレッスンをはじめパーソナルレッスンを行っています。
オンラインレッスンも対応しています。
お気軽にお問い合わせください。
Voice Make Proホームページ
Voice Make Pro Twitter
https://twitter.com/voicemakepro
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※